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【レクチャーB】90分 2000円

文学と美術の中のアイリッシュハープ

講師 栩木伸明

(第5練習室 15:15~16:45)

定員35名 満員

栩木伸明(とちぎ のぶあき)

 

1958年東京生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門はアイルランド文学・文化。著書に『アイルランド現代詩は語る』、『アイルランド紀行』、『アイルランドモノ語り』(読売文学賞受賞)、訳書にJ・M・シング『アラン島』、キアラン・カーソン『琥珀捕り』、ウィリアム・トレヴァー『アイルランド・ストーリーズ』、コルム・トビーン『マリアが語り遺したこと』などがある。

「講師からひとこと」

2015年はアイルランド詩人、W・B・イェイツの生誕150周年にあたる。彼が書いた物語と詩を集めて、『赤毛のハンラハンと葦間の風』(平凡社、三月刊)という翻訳本をこしらえていたとき、ハープについてわからないことがあったので村上淳志さんに尋ねたら、疑問が氷解してとても助かった。そこで今回も村上さんにおつきあいいただいて、文学や美術に描かれたハープを一緒に探してみたいと思う。ダブリンのナショナルギャラリーが所蔵する巨大な歴史画「ストロング・ボウとイーファの結婚」、トリニティ・カレッジの図書館が所蔵する古楽器ブライアン・ボルーのハープ、「エリンの娘」のハープなどを紹介しながら、よもやま話をする予定。

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